何度もお店の前を通り過ぎて気になっていた、つくばの和菓子屋さんの「玉川堂」。
やっと行くことができました。
つくばの和菓子「玉川堂」
通り過ぎるたびに、お客さんがちらほら。
どこかから歩いてくるので、近くに駐車場があるのだろうと、通過する度に、お客さんどこから歩いて来てるの?と気にしていたら、駐車場がありました。
お店から一軒挟んだ砂利の駐車場内、入口手前から2つ分が玉川堂さんの駐車場です。
【所在地】茨城県つくば市谷田部2981−2
行ったタイミングがたまたま駐車場が満車でしたので、駐車場敷地の端っこで、空くのを待機していたら、隣の建物二階からおじいさんがこちらに話しかけている!
“待機ダメだったかな?怒られるか?”と緊張しながらおじいさんが顔を出している建物に近づくと。
「ここに停めていいよ!」
と。
怒られるどころか、とっても親切なおじいさんでした。
有り難く、車を駐車させて頂き、いざ和菓子屋さんへ。
なんと!130年以上も続いている和菓子屋さんとの情報があり、緊張しつつお店の前へ。
ちょうど自転車でいらしていた先客が。
ガラガラガラっと、横に引き戸タイプの入り口です。
古くからあるお店の雰囲気。
お店の奥から出てきたのは、笑顔が素敵な可愛らしいおばあちゃん。
赤ちゃん連れで訪問しましたが、嫌がられるどころか優しさ満開の会話を少し。
おばあちゃんとの会話だけで、ほっこり優しい気持ちになりました。
主役の和菓子です。
季節の和菓子も含め、丁寧に作られたお菓子がショーケースに並んでいます。
草餅が有名らしいのですが、味噌餡の桜餅が目にとまり、味噌餡が大好きな筆者は迷わずそちらを購入しました。
ちょうど家族で「“おはぎ”と“ぼたもち”の違いは?」と話をしていたこともあり、おはぎも一緒に購入しました。
おまけで草加煎餅も。
にんにく味やねぎ味噌味やら、気になる味多数で思わず。
お店の両サイド壁沿いには、入って左手にお煎餅、
右手のショーケースに中村屋の羊羹が並んでいました。
この日は他に、お赤飯・草餅・大福・どら焼き・芋羊羹・おまんじゅう、がありました。
その日に販売する分のみ手作りされている、そんな印象でした。
お昼ごはんを食べておらず、お腹がペコペコだったので帰宅して一番に頂きました。
先ずは「おはぎ」から。
さらさらのこし餡が大好きなのですが、まさに、好みの丁寧に仕上げられた餡がたっぷり。自分で餡こを一度だけ作ったことがあるのですが、さらさらのこし餡にするのって、手首が痛くなるほどに、もの凄く大変でした。
甘さは控えめ。優しい味わいのさらりとした柔らかい餡こです。
中のもち米は、しっかりしていて柔らかくちょうど良い感じ。
生クリームが苦手な息子は、ここのおはぎがとっても気に入ったみたい。
「おいしい!おいしい!」とぺろりと完食でした。
サイズが大きすぎず、ちょうど良い。
おはぎって大きいことが多いですが、チェーン店などに比べると一回り小ぶりだと思います。
そして「桜餅」。
先ず思ったのは、桜の葉の柔らかいこと!
葉が分厚く口に当たることも多いですが、ここのはお餅と餡こと一緒に食べても邪魔せず、餡この甘さと、葉の塩気がちょうどよく合わさって、とても美味しかったです。
塩気が強めかもしれません。
おはぎに比べて、しっかりとした味の味噌餡です。
桜の葉とちょうどよく調整されているのかな?と思うくらいに。
支払いは現金のみ。
周囲には、店仕舞いしてしまっているお店が多いこの通り。
長く続いてほしい、そんなお店でした。
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by mira子