半田舎暮らし

半田舎(茨城県つくばみらい市)でリーマン、リーママ、子どもの4人暮らし。育児、仕事、家事に奮闘するファミリーによる雑記

働くママパパに嬉しいフレックス制度のメリット・デメリットを実体験をもとにご紹介!

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こんにちは mira太です。

今日は働くママパパにお勧めの働き方、フレックス制度を紹介したいと思います。
会社に制度はあるけれど使えていないという方や、これから転職を考えている方にはフレックス制度のメリット・デメリットを是非知ってもらいたいと思います。

 必ずや子育て世代には大きな助けになると思います。
実際に僕は子育て生活にフレックス制度を大いに活用しており、今ではフレックス制度無しの生活は考えられません。

目次

  • フレックス制度とは
  • 実際に使ってみて分かったメリット
  • 実際に使ってみて分かったデメリット
  • まとめ

フレックス制度とは

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細かい内容は会社毎に違うのかもしれませんが、僕の会社ではざっくり言うとこんな感じで運用されています。

・出社、退社時間は自由
コアタイム(11:30~14:15)は会社にいなければならない
・月の総労働時間(営業日数×7.5時間)は超えなければならない

フレック制度とは言え、完全に好きな時間に出社、退社ができるかというとそういう訳ではありません。
ほとんどの会社では「コアタイム」という会社に居なければいけない時間が決まっている事が多いようです。
ただし、それ以外は自由ですし、きちんと労働時間として計算されます。
例えば、なんとなく朝早く会社に出社する事とかありませんか?
僕は時々、静かに集中して仕事したい時に朝早く出社して仕事していた事がありました。
でも、フレックス制度などがなく定時勤務の会社の場合、恐らくほとんどの会社では自主的に朝早く出社したからといっても勤務時間としては計算されない事が多いのではないでしょうか。
フレックス制度の場合、例えば朝7時に出社したとしてもその時点から勤務時間として計算されます。

実際に使ってみて分かったメリット


① 朝に慌てなくて良い
僕の会社はコアタイムが11:30~14:15です。
なので、朝は11:30までに出社さえすれば問題ありません。
僕は半田舎に住んでいるため、通勤に片道1時間30分ちょっとかかります。
そんな僕でさえも流石に11:30を過ぎる事はありません。
我が家は共働きであるため、子供の寝る時間がどうしても少し遅くなってしまいがちです。
そのため、朝はなるべく子供の睡眠時間を確保したいと考えています。(本当は早寝早起きが一番ですが)
朝食もなるべく一緒に食べて、保育園にも一緒に歩いて送っていきます。
そうすると、だいたい家を出るのが8時前後で会社に着くのが9:30過ぎになります。
もちろん、子供が早く起きたときにはもっと早く着きますし、クズって会社に着くのが10時過ぎになる事もしばしばです。
クズってしまう時もあまり慌てません。
流石に11:30には間に合うからです。
朝保育園に着くと、他のママパパ達は子供を抱っこして教室に走っていったり、子供がぐずっていると、「急いで〜!会社に遅れちゃう!」と慌ててるママパパがたくさんいます。
そんな時は大変だな〜と遠目で急いでいるママパパを眺めている事ができます。(笑

② 保育園からのお迎え電話に対応できる
保育園ではお昼寝明けくらい(14時過ぎ)にお熱を測ります。
その時に37.5℃以上だとお迎えに行かなくてはいけません。
もし定時勤務の会社の場合、早退、時間休、午後半休のいずれかを選択しなければならないと思います。
フレックスの場合はコアタイムを過ぎていれば、有給を消化する必要がありません。

③ 満員電車を回避できる
子育てとは直接関係ありませんが、出勤時間を調整できますので、通勤ラッシュの時間帯を避けて電車に乗れます。
満員電車を避けられるので、精神的・体力的に余裕が出来ます。


実際に使ってみて分かったデメリット


① 残業代が下がる傾向にある
下がるというとちょっと語弊があるかもしれません。
正確にいうと残業代の計算方法が変わるので、減ったように感じる事があるという感じでしょうか。
例えば、通常勤務の場合に18時が定時だとすると、19時まで働くと残業代が支給されると思います。
しかし、フレックス制度の場合にはまず定時という概念があまりありません。
あくまでも月の労働時間の合計が営業日×一日の規定労働時間を超えた場合に初めて残業代として計算されます。
そのため、ある日に20時まで働いたとしても別の日に早めに帰宅、例えば16時に帰宅したとすると結果的にプラスマイナスゼロとなり残業代として計算されません。
当たり前といえば当たり前かも知れませんが、とある一日頑張っても残業代は支給されないという事は覚えておいて損はないかと思います。

② 電車などの遅延が考慮されない
これはもしかすると会社によって違うのかもしれません。
僕の会社では電車などが遅延したとしても、特に遅延時間は勤務時間として考慮されません。
例えば、たまには朝早く出社するつもりで家を出たとしても、途中で人身事故などで電車が止まってしまったとします。
本来であれば9時につく予定だったのに、10時になってしまった。
その場合にも9時出社扱いにはしてくれません。
あまり困る事はありませんが、ちょっと残念に感じる事はあります。

③ 朝ゆっくりし過ぎると、帰りが遅くなる
一ヶ月で働かなくてはいけない労働時間は決まっています。
そのため、当然ですが朝ゆっくり出社する日があれば、どこかでかなり遅くまで働かなくてはいけません。

まとめ

 僕は子供が1歳ちょっとの時に今の会社に転職し、フレックス制度を活用しながら生活を送っています。
冒頭にも書きましたが、本当に今ではフレックス制度がない生活は考えられません。
最近では世間でも働き方改革ということで色々な施策が各社で検討・実施されています。
さすがにフレックス制度目当てだけでの転職は難しいかもしれませんが、今後何年も子育てをしていく事を考えれば会社の制度や働きやすさを優先しての会社探しは悪い選択ではないと思います。
転職サイトでも「フレックス制度あり」の会社を探したりでもできます。
試しに2020年2月時点で、転職サイトDODAを使用しフレックス制度ありの会社を検索すると(職業は「技術職(SE・インフラエンジニア・Webエンジニア)」)・・・。
なんと「2,483件」もヒットしました。
ただ、ちょっと気を付けて欲しいのがフレックス制度はあるが本当に活用されているのか、コアタイムの時間は何時から何時なのか、を是非気にしてみてください。
制度があっても意外と使われていなかったり、フレックス制度なのに定時に遅れる場合には毎回上司に報告しないといけないとか。
コアタイムが10時~16時で定時の前後1時間くらいしかフレックスを活用できないような企業もありました。
「フレックス制度あり」という単語だけで決めてしまうような事はないと思いますが、是非面接などで深堀して頂ければと思います。

今回は子育て世代にうれしいフレックス制度の紹介でした。
それではまた。

by mira太